レッドデッドリデンプション2(RDR2)攻略 Wiki
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WE'RE THIEVES, IN A WORLD THAT DON'T WANT US NO MORE.『俺達は泥棒だ。世界に必要とされてない』
―Arthur Morgan

アーサー・モーガンはレッド・デッド・リデンプション2の登場人物。プレイヤーが操作するメインキャラクターで作品を通しての語り部でもある。現実のアメリカ社会おける「アメリカ人が思い描くある種の理想の父親像」の代表的な1人。彼自身は北部生まれだが、南部人としての誇りを強く持っている。

人物の概要[]

アーサー・モーガンはギャング組織「ヴァンダリン」に所属する人物である。11歳の頃にジェレマイア・コンプソンと言う奴隷商に捕獲される。後にダッチに18ドルで購入されこの時代においては世間一般からして見ても高度な教養と教育をダッチとホゼアに施され育てられる。それ以来ダッチとホゼアを『父』と呼び深く慕い組織に仕えている。現実のアメリカ社会において彼は「アメリカ人が思い描くある種の理想の父親像」とも言われている。

高い忠誠心と冷静な判断力により組織を支えて来た功労者であり、ダッチと仲間達からは強い信頼を寄せられている。ダッチギャング所属中に、町で出会ったイライザと言う娘と恋に落ちアイザックと言う1人息子を設けている。若かりし頃のアーサーはその頃にイライザが『あなたは自由なままで良い』と言う言葉を額面通りに受け取り、ダッチとホゼアが『妻子のためならギャングを抜ける事を許す』と言ったのにも関わらず、妻子を置き去りにしてダッチの元へと行ってしまう。それでも、やはり妻と特に息子への未練は大いにあり度々戻っては父親として振舞っていた。

1899年、ついにウェストエリザベスに到着したギャングはブラックウォーターで銀行強盗をする計画を立てていたが、アーサーはあまりにリスクが大きすぎるといい参加には渋っていた。そこでダッチは万が一を考えニューオースティンに安全な場所を確保した。

一行は大掛かりな強盗に失敗してしまい、逃亡を余儀なくされ、連邦捜査官と国中の賞金稼ぎに追われる事になってしまう。

激動の時代の中でプレイヤーはアーサーとして様々な決断を迫られることになる。

ゲーム中の物語[]

※この項目は英語版Arthur Morganのページを元に翻訳・作成されています。翻訳にご協力ください。

アーサー・モーガンは1863年頃、アメリカ北部のとある町に住んでいたベアトリス・モーガンと町に流れ着いた流れ者のライルと言う男の間に生まれた。幼少の頃、母親は過労から来る原因不明の病で亡くなった。アーサーによればとても優しく慈悲深い女性だったと言うが覚えているのは、その程度の事と母が愛した花の事だけだった。アーサーは今もなお愛する母親の写真の前に花を飾るのを決して欠かさない。流れ者の父親ライルはその後、彼なりに努力はするものの町でつまはじきにされ単なる小悪党の無法者に落ちぶれた。そして父ライルは『何もかもお前のせいだ』と幼いアーサーを虐待するようになった。1874年、アーサーが11歳のとき、父親は窃盗で逮捕された。その後、父ライルは結核に感染。最終的に絞首刑で処刑された。そしてアーサーは父の死を目の前で目撃する。『もっと早く死ぬべき男だった』とはアーサーの談だが父との関係がこじれたにもかかわらず、父の帽子をかぶり、父の写真を保管していた。

1877年頃、両親を亡くしたアーサーはその外見の良さからジェレマイア・コンプソンと言う奴隷商に捕獲され南部に連れて来られる。ダッチ達いわく「野生の不良」として呼ばれ、ダッチ・ヴァン・デル・リンデに18ドルで購入された。ジョン・マーストンの方が先にダッチに購入され、価格は9ドルで購入後『黄金の少年』と呼ばれた。2人はダッチとホセアを父親代わりと見なした。アーサーは、文明や法の支配の束縛から自由に生きるというダッチのビジョンを共有するようになった。2人はアーサーに読み書き、狩り、喧嘩、射撃、乗馬を教え、最初の弟子となり、ヴァン・デル・リンデ・ギャングの創設メンバーの1人となった。なお、アーサーに比べるとジョンは勉強熱心な方ではなかったがジョンは後年にこれを後悔している。

1884年、アーサーは釣りに出かけ、自慢げに3匹の美しいバスを釣り上げた。ギャングたちは大宴会で彼を祝い、一晩中乾杯した。翌週、アーサーとダッチは地元の市場を歩いたが、そこで彼が魚屋からバスを買っただけであることが明らかになり、アーサーは当惑した。

1885年、アーサーはジョン・マーストンという12歳の少年に出会う。ジョン・マーストンはイリノイ州の入植者たちにリンチされるところをダッチに救われた。ジョンはギャングに入れられ、アーサーと共に育ち、2人は兄弟のように親しくなった。ダッチは、腐敗した政府に対する無政府主義的な世界観を少年たちに植え付け、復讐は愚か者の遊びだと説いた。長い年月を経て、アーサーとジョンはダッチのお気に入りの「息子」とみなされるようになった。

1887年、アーサーはダッチとホゼアとともにギャング初の大規模な銀行強盗に参加した。午前2時、3人組はリーとホイトの銀行家に押し入り、5000ドルの金を奪い取った。強盗の後、彼らは町に残り、掘っ立て小屋、小屋、孤児院を回って金を配り、自分たちを「ロビン・フッド」のような人物だと思い描いた[7]。

若い頃、アーサーはイライザという19歳の年下のウェイトレスと出会い、ほぼ一方的惚れられて、寝た。その後イライザは妊娠し子が生まれアーサーによりアイザックと名付けられた。イライザはアーサーの生き方を知っていたが、自分と息子のために彼が提供する支援は何でも受け入れた。「あなたは自由なままで良い」と言う言葉を額面通りに受け取り、妻子を置き去りにしてダッチの元へと行ってしまう。アーサーは、守れないことを約束したくなかったので、彼らのために正しいことをすると言った。アーサーは数ヶ月に一度、定期的にイライザとアイザックを訪ね、何日も一緒に過ごした。アーサーはアイザックを「いい子」だと懐かしんでおり時折、親子並んで川釣り等をしていた。息子アイザックに基本的な銃の撃ち方を叩き込み自分の持てる技術を教えたのもこの頃で自分がいなくても母親を守っていけるようにしたが、結局いずれにせよ後に自宅に襲撃して来たギャング達、もといアーサーの元被害者達には息子アイザック1人では勝てず、目の前で母イライザを殺害されてしまう。重傷を負いながらも偶然通り掛かった猟師の手当てにより回復した。ショックから記憶喪失に陥り名も無き放浪者として父アーサーから護身用にと買い与えられたキャトルマンリボルバー一丁だけを持っていた。その後は殺人の冤罪で記憶喪失のままシシカ刑務所送りにされるも脱獄に成功。後にアイザックは成長後に彼等を見つけ出し報復するまでに成長していた。しかし一時的な記憶喪失はそのままだった。後に完全に記憶を取り戻し西部の英雄として名を馳せた。ハーバート・ソロモンの娘、ヘルベルタ・ソロモンと旅をし夫婦となり子を成したが、追っ手から逃れるためにユダヤ人を名乗ることとなる。

かつてアーサー達ダッチギャングが襲った被害者達が報復としてアーサーの妻を殺害をし、母を殺されたアーサーの息子アイザックがさらに報復する。彼等、元被害者達を殺すかどうかは全てはアイザックの手に委ねられている。そして濡れ衣を着せられ法執行官に追われ父アーサーを追い掛け続ける永遠に終わらない旅に出させられることになる。

アーサーはある時、コッパーという名のペットの犬を見つけ、親しくなり、ときどき息子と一緒に風呂に入った。アーサーはコッパーをコントロールするのが難しかったが、息子に忠実たらんとする犬の精神には感服していた。コッパーは後に亡くなったが、アーサーはコッパーの写真をワゴンに飾っていた。この愛犬コッパーは息子との大切な思い出である事が解る。無法者パス1の銃の付録のコッパーもそれが元である。また、後にボアディケアという雌馬も手に入れ、アーサーは彼女を気に入り、彼の代表的な乗馬となった。

ところがある日、アーサーは彼らの家に着くと、外に2つの十字架があった。彼はすぐに2人が死んでいることを知り、後に2人が強盗に射殺され、すべて10ドルのために殺されたことを知った。この強盗たちはかつてダッチギャングが襲った名も無きギャングの一団で報復のために一家を襲ったのだった。実は息子アイザックは重傷はおったものの生きており、後に父親と同じく凄腕のガンマンとなるがギャングにはならず賞金稼ぎとなる道を選び、行方不明の父親を探すあてのない旅に出る事となる。このトラウマ的な事件は、アーサーと息子アイザックを引き裂く決定的な事件となる。結果的に父と息子両方に一生涯決して消えないトラウマを心に刻み付けた。アーサーはその精神的苦痛とトラウマに耐え切れず、自己嫌悪に陥る。無法者としての人生を送り、決して自分に良いことが起こると期待しないようにという理解を彼に与えた。

数年後アーサーはメアリー・ギリスという女性と出会い、2人は深い恋に落ち(妻の死後の事で浮気ではない)、婚約までした。彼は彼女の弟ジェイミーと親しくなり、乗馬を教えた。しかし、アーサーが犯罪に手を染めようとしたことと、メアリーの家族、とりわけ父親からの強い反対が相まって、ふたりの関係は破綻し、ふたりは別れることになった。この事からさらに自己嫌悪が悪化。自分に良いことが起こる訳がないと思い込むようになったと言う。

1894年、アンクル・ロバーツという男がアビゲイルと言う娘を連れ、ヴァン・デル・リンデ・ギャングに加わった。ある時点で彼女はジョン・マーストンと恋に落ち、ジャックという名の息子を妊娠した。アーサーは死んだ息子の代わりとして成長過程で叔父代わりとなった。しかし、ジョンは自分の父親と同じように息子の責任を取ろうとせず、すぐにギャングを去った。1年後、ジョンが戻ってきたが、ダッチやギャングの大半は大歓迎。しかし、アーサーは彼の行動に裏切られたと感じ、2人の間に亀裂が入り、年月を経るごとに溝が深まっていった。

1898年、ギャングたちはモンタナ州にたどり着いた。滞在中、ホセアは釣りで大きなサケを何匹も釣り上げ、キャンプ全員のためにごちそうを用意しようと計画した。しかし、コッパーがその魚を見つけて食べ、間もなく亡くなったため、宴会は中断された。アーサーの古い日誌が失われた火事や、北方でのいくつかのトラブルの後、一団は南と東に移動し、追跡者を振り切るためにノーザン・グリズリーの中をゆっくりと曲がりくねった道を下っていった。その後、彼らは荒野で数ヵ月を過ごした。冬の間は、ほとんど山の西麓で過ごした。

グリズリーズを渡り歩くうちに、何人かの新メンバーが拾われ、ギャングに引き入れられた。若いティーンエイジャーのレニー・サマーズと、流れ者のアウトロー、チャールズ・スミス。アーサーはふたりをおおむね公正に評価し、やがて親密な絆を結んだ。その後、ギャングは道端に捨てられていた若い女性ジェニー・カークに出会う。最近ギャングに加わったのはマイカ・ベルで、冷血漢のキャリア・アウトローであり、銃撃戦でダッチの命を救った。ダッチはマイカに好意を抱いていたが、アーサーはその傾向から公然とマイカを嫌っていた。

1899年の春になると、ギャングはウェスト・エリザベスに到着し、工業化が進むブラックウォーター郊外に身を隠すことにした。一味は、高額な不動産詐欺を計画していたアーサーとホセアなど、多くの手がかりを探り始めた。にもかかわらず、ダッチもまた何か大きなことを計画していた。マイカに支えられ、ダッチは町にやってくる富を積んだフェリーを強奪する計画に取りかかった。ダッチの信念にもかかわらず、ホセアとアーサーは消極的だった。彼の計画は、強盗を実行した後、西へ、おそらくニュー・オースティンへ逃げることだった。そして、アーサーとホセアは詐欺を実行した後、翌日ギャングと合流する予定だった。

残念ながら、フェリー強盗は予想通りにはいかなかった。強盗の最中、ギャングたちはピンカートンに待ち伏せされ、ブラックウォーターの大虐殺として知られる大規模な銃撃戦が起こった。アーサーとホゼアは丁度その頃、運悪く留守にしていたため、この時に何が起こったのか知る由もなかった。そして何が起こっているのか知らぬまま、逃げることとなった。

アーサーとホセアの到着が遅れ、その時にはギャングはかろうじて持ちこたえている状態だった。何人かのギャングが死亡または重傷を負い、彼らは全力でその地域から逃走し、北の山中に逃げ込んだ。アーサーは、この強盗の失敗が何者かの存在により仕組まれた罠なのかもしれないと直感を抱いていた。

ギャラリー[]

登場人物リンク[]

ヴァンダリンのメンバー
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